厚生労働省が国内で初めて認可したアラガン社のボトックス製剤です。海外輸入したボトックス製剤と異なり、日本人への安全性や有効性が認められています。
ボトックスビスタの主成分は、他のボトックス製剤と同様、ボツリヌス菌により生産されるA型ボツリヌス毒素です。ボトックスは筋肉の収縮を抑制する作用があるため、表情じわやエラの改善などに効果を発揮します。
筋肉を弛緩させる作用によって、顔全体のしわ改善に効果が期待できます。特に、額や眉間、眉上、鼻の横、目尻のしわ改善に有効です。
エラにある咬筋という筋肉に注射することで咬筋の発達を抑え筋肉を萎縮させ、エラを改善する効果が期待できます。
上唇の筋肉の働きを抑制することで、歯茎の露出を減らす効果が期待できます。
アセチルコリンの放出を抑える作用があり、汗腺の働きを抑制し多汗症やワキガ改善が望めます。
肩の凝っている部位に直接ボツリヌス製剤を注射することで肩こりの改善を促します。凝りの強い部分に注入することで、筋肉の緊張を弱め、肩をほぐすことができます。
ふくらはぎの気になる部分数ヶ所にボツリヌス製剤を注射し筋肉の働きを弱くすることで、徐々にふくらはぎを細くする治療です。筋肉の働きを弱めるだけなので、歩けなくなるなどの心配はいりません。脚に脂肪よりも筋肉がついているというお悩みの方におすすめです。
一般的に3~6ヶ月程度です。年に2~3回の施術が推奨されています。定期的に施術を受けることで、しわを作る筋肉が緩み戻りにくくなり効果を持続することができます。
頭痛・めまい
ボトックス注射によって、筋肉が疲労し頭痛や倦怠感が現われる場合があります。通常は数日程度で治まります。
内出血
皮下の血管から出血し青紫色の内出血を起こすことがあり、皮膚が薄く毛細血管の多い施術部位で起こりやすいです。内出血は徐々に吸収されるため、1週間程度で自然に治まることがほとんどです。
腫れ・赤み
ボトックス注射は表皮に注射するため、腫れや赤みが出現することがあります。ほとんどの場合、1週間程度で落ち着きます。
診察・カウンセリング
医師が診察を行い、症状や肌状態を拝見して施術内容を決定します。
施術
治療の経過が分かるようにカルテ用の写真を撮ります。医師が目的に応じた部位に注入していきます。
アフターケア、メイク
メイクをしてお帰りいただけます。シャワーは当日より可能です。入浴やサウナ、激しい運動は2~3日後を推奨します。洗顔は直後から可能です。
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